新型うつ病には3つに分類されると言われています。そのうちの一つは、ディスチミア型うつ病です。
ディスチミア型うつ病とは、樽味伸が提唱した新しいタイプのうつ病です。ディスチミア型うつ病と特徴が近似している病態は、これまで抑うつ神経症、スチューデン卜・アパシー、退却神経症、逃避型うつ病などと呼ばれてきました。さらに近年では、未熟型うつ病、現代型うつ病などと命名されるタイプもあります。
また、秩序やルールに対しての否定的感情や自己自身への愛着心などの様子がみられて、逃避型・未熟型うつ病といえるでしょう。このうつ病の対策としては、周りの人はディスチミア親和型うつ病に理解を示し、「わがまま」や「自分勝手」、「怠け病」だといった言動を控えることが大切です。
そして、特効薬がなく、慢性化して治りづらいということが言えるでしょう。
うつ病の症状が2年以上持続している場合には「気分変調性障害」と診断され、症状がそれほど長期間続いていない場合には、「適応障害」と診断されることが多いと思われます。
環境や自分の状況によっては、早い回復が見込めることがあるかもしれません。
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